リビングから見るガレージ

ぴえんひよこ

今回の記事では、ガレージハウスに住んで初めてわかったデメリットについて、その対策と合わせてご紹介します。

 

ガレージハウスのデメリットその1:湿度問題

ガレージハウスといえば、写真のようなビルトインガレージを想像されるかと思います。
四方を壁で囲み、シャッターで閉じられた環境はまさにガレージの醍醐味そのもの。
ただ・・・この環境、湿度対策必須なんです。

雨の日などはガレージ内の湿度も跳ね上がり、80%近くになることもあります。
雨の中帰ってきた車両を置いておくだけでも、湿度が跳ね上がるのは必然ですよね。
当然放っておけばカビの繁殖の原因となり、ガレージ内の環境悪化は避けられません。

換気扇があれば問題ないでしょ?と思われる方もいるかと思いますが、一般家庭用の換気扇では、ガレージ内を充分に換気するには能力が不足しています。
(基本的に家庭用の換気扇はユニットバス用と考えたら想像できますでしょうか?)
業務用換気扇としてなるべく羽根径の大きいサイズのものを取り付けし、ガンガン回して換気をするのも良いのですが、
これは次のデメリットにも関わってくる事柄を誘発しますので、あまりお勧めはできません。

そんな私が行っている対応策は以下のとおりです。

湿気対策
・除湿器の導入(パナソニック製)
・温湿度計による環境モニタリング実施
実際に導入している実機については、写真とあわせて別の記事で紹介したいと思いますが、これにより湿度対策は何の問題もない状況です。

 

ガレージハウスのデメリットその2:害虫などの対策

立地にもよると思いますが、虫や害虫の進入は残念ながら発生します。それも大量に。
夜間時の出入り時や、シャッターの微妙な隙間部分(完全に隙間なしとはいかないんです泣)から、どうしても虫が進入してしまうのはしょうがないと思いつつ、それでも以下の虫達が進入していたのには驚かされました・・・

 (走行中フロントバンパーにくっついていたものと思われる)

ムカデ(家の中にいたら叫ぶやつ)

カマキリ(捕食してくれるだけ益虫かもしれませんね)

虫が進入する環境ということは、当然ながら捕食者となる蜘蛛も・・・

私のガレージハウスはリビングと併設しておりますが、ひと夏超えるころは、窓枠のサッシ部分など、リビングの明かりに寄って来た虫達で酷い有様になります。
虫に対して免疫がある方なら苦にならないかもしれませんが、私はあまり虫が得意ではありません・・・
そんな私が行っている対策は以下のとおりです。

虫への対策
・週一での掃き掃除
・100均アイテム&エアブロワーによる吹き飛ばし

結局掃除をすることが対策となるのですが、定期的な掃除は美観にも繋がりますし、蜘蛛などの増殖を防ぐ効果もあります。
また嫌な虫に直接触らずに清掃する手段として、モップ(100均で販売しているもので充分)&バッテリータイプのエアブロワーが有効です。

これらアイテムも湿度対策で使用している製品と合わせて別の記事で紹介したいと思います。

ガレージ内のカマキリ

ガレージハウスのデメリットその3:ガレージシャッター故障時のリスク

ガレージハウスの花形となるガレージシャッター。
サイズにもよりますが、開口幅が6mを超える我が家の電動シャッターは、その重量たるや人力で上げることなど不可能です。
ガレージ内にクルマがある状態で故障により開閉できなくなった場合、クルマの使用は諦めなくてはなりません。

こればっかりは定期的な点検を業者に依頼するしかありませんが、点検費用や交換部品費など、やはりコストはかかると思ってください。
もしも2台用のガレージを検討している場合、小さいサイズのシャッター×2とするのもリスクヘッジとして有効ではないかと思います。

シャッター故障リスクへの対策
・定期点検の確実な実施
・消耗品等の予防交換実施

ガレージシャッターも様々なメーカーから販売されておりますが、我が家の選んだ決め手等、こちらも別記事で紹介したいと思います。

 

まとめ

ガレージハウスのデメリットについて紹介しましたが、どんな問題にだって対応策はあるはずです。
どのようなデメリットがあっても、どうすれば克服できるか考えることがガレージハウス生活の楽しみなのかもしれませんね。