私がロードスターに装着しているスタッドレスタイヤは、所謂アジアンタイヤであるナンカンタイヤのものになります。
日本ブランドの製品と比べて性能が劣ると思っている方も多いと思いますが、実際に使用して感じた点を評価したいと思います。
ナンカンタイヤのメリット
購入コストが圧倒的に安い
ナンカンタイヤと国内メーカーのスタッドレスタイヤについて、価格を比較してみましょう。
(195/50/R16サイズ 価格.comより)
銘柄 | 最安価格(1本あたり) |
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ブリジストン BLIZZAK VRX3 | 24,100円 |
ダンロップ WINTER MAXX03 | 21,200円 |
ヨコハマ iceGUARD7 IG70 | 26,730円 |
TOYOTIRE OBSERVE GARIT GIZ | 22,400円 |
国内メーカーの製品は、価格.comの最安値業者でも、1本あたり軒並み2万円を超える金額となります。
対して、アジアンタイヤはどうでしょうか?
(タイヤサイズ:195/50/R16 オートウェイ販売価格より)
銘柄 | 最安価格(1本あたり) |
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NANKANG ESSN-1 | 8,990円 |
NANKANG AW-1 | 9,290円 |
ナンカンタイヤのスタッドレスタイヤであれば、単純な価格だけでは半値以下となり、コスパでは国内メーカーは敵ではありませんね。
しかし、安物買いの銭失いになってしまっては元も子もありません。
冬道のスタッドレスタイヤで重要となる性能面はどうなのでしょうか。
ナンカン スタッドレスタイヤの性能は?
実際にロードスターで使用している感想から、以下の通り評価しています。
路面状況 | 5段階評価 |
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ドライ路面 | ★★★ |
ウェット路面 | ★★★ |
圧雪路面 | ★★★★ |
氷上路面 | ★★★★ |
ドライ路面
スタッドレスタイヤとしては標準的な性能と言えます。
ノーマルタイヤと比べると、ややコーナリング時の腰砕け感を感じますし、直進安定性も少し劣る印象ですが、トレッド面が柔らかいスタッドレスタイヤであることを考えれば許容範囲内です。
ただし、アテンザに装着しているピレリのアイスアシンメトリコに比べると、ドライ路面での走りは劣る印象ですね。
ウェット路面
こちらもスタッドレスタイヤとして標準的な性能と言えます。
もともとスタッドレスタイヤは雨天時の性能はノーマルタイヤには及びません。
そのため、ノーマルタイヤと比較すると劣りますが、同じスタッドレスタイヤ同士での比較であれば充分問題ないと言えるレベルです。
圧雪路面
ナンカンタイヤのトレッド面は、排雪性も考慮されており、圧雪路面での走りも問題ありません。
しっかり雪を噛んで走ることが出来ます。
氷上路面
アイスバーンなどでの走行時は、さすがに慎重な運転になることもありますが、しっかりとした効きを発揮してくれます。
アテンザに装着しているピレリのアイスアシンメトリコに比べて、氷上性能はこちらのほうが上だと感じています。
いずれにせよ、一般公道での走行において、性能が低くて怖い思いをした、ということは全くありません。
ライフ性能
トレッド面が比較的柔らかいため、タイヤの減りはそこそこあるかと思います。
走行距離が多めの環境であれば、3~4シーズンで買い換えたほうが安心でしょうか。
しかしながら、購入コストの低さも相まって、買替えを躊躇わずに行えることも魅力的です。
ナンカンタイヤのスタッドレスタイヤを購入するならオートウェイがオススメ
ナンカンタイヤのスタッドレスタイヤ(ESSN-1)について評価しましたが、国産スタッドレスタイヤに劣らない性能を保有していると考えます。
特に購入コストの低さは魅力であり、実生活での使用においても、その性能に不満を感じる場面(特に雪道や氷上性能)はありません。
そんなナンカンタイヤのスタッドレスタイヤを購入しようと思っても、輸入タイヤということもあり、一般の店舗では取り扱いがないことも多いのが現状です。
そこでオススメなのは、オートウェイによる通販です。
オートウェイでは、ナンカンタイヤをはじめ、輸入タイヤの取り扱いが豊富です。
また、大量輸入によるボリュームディスカウント、ネット通販という販売コストの削減による圧倒的な低価格を実現しています。
私もオートウェイでの価格を参考に、とある店舗へ価格交渉を行いましたが、対応できるお店はありませんでした。
いまや、タイヤをネットで安く買うのは当たり前の時代なのです。
ネット販売で不安になるのは、タイヤ取付と品質になるかと思います。
オートウェイでは、タイヤ取付店と連携し、自宅近くの取扱店への直送による対応も可能です。
私の場合は、行きつけのディーラーへ配送してもらい、ホイールへの取付をしてもらっています。
気になる品質ですが、私はオートウェイですでに2セットのスタッドレスタイヤを購入しています。
いずれも製造して間もないタイヤを届けてもらっており、在庫管理がしっかりされているのだと実感しました。
また配送も迅速に行われるため、至急で必要になった際も心強いですよ。
※2021年3月購入したナンカンタイヤのESSN-1。
製造週は2020年の48週目となっています。
あらためて、ナンカンタイヤのスタッドレスタイヤは、性能面に不安はなく、購入コストの低さが最大の魅力です。
高価格な国産メーカー品で安心安全を買うんだ、という人もいますが、価格ほどの性能差があるとはとても思えません。
冬の道路環境で何より重要なのは、路面状況に即した運転ができるかどうかにかかっています。
タイヤがいいから多少の無茶は利く・・・という考えでは、どんなに高性能なスタッドレスタイヤを履いていたとしてもいずれ事故を起こすでしょう。
また高価であるゆえ、買い控えをし劣化しているスタッドレスタイヤを履き続けるという人も一定数いるのが現状です。
それで本当に安心安全を買えるのでしょうか?
それらを踏まえ、購入コストが圧倒的に安く、性能面も充分なナンカンタイヤのスタッドレスタイヤは自信を持ってオススメできるタイヤです。
オートウェイのネット通販を利用して、厳しい冬道でもお財布に優しいナンカンタイヤで乗り切りましょう。